革は、衣服や家具などの日用品によく使われる素材です。
革には大きく分けて、本革と合成皮革(合皮)の2種類があります。どちらの素材にもメリットとデメリットがあり、また見分けるための特徴も異なります。
この記事では、本革と合成皮革(合皮)の違いについて説明し、これらの素材を使用したアイテムを購入する際の判断材料にしたいと思います。
皮の種類は主に2つ
革は、何千年も前から衣服や靴、アクセサリーに使われてきた素材です。
牛やヤギなどの動物の皮から作られますが、他の動物の皮が使われることもあります。革には大きく分けて、本革と合成皮革(合皮)の2種類に分けることが出来ます。
本革の特徴とメリット・デメリット
本革は、動物の皮をなめし、保存性を高めるとともに、柔らかくしなやかにしたもので、伝統的な革の形です。
この工程では、腐敗やカビを防ぐために化学薬品で皮革を処理します。
その結果、耐久性に優れ、丈夫な素材となり、何世紀にもわたって家具の内装や様々な日用品に使用されてきました。
本物の革は、独特の匂いと手触りがあり、多くの人が質の高い職人技を連想させるものです。
本革は、合成皮革(合皮)の硬さやもろさに比べて、よりソフトでしなやかな感触を持っています。本革は、長い時間をかけてなめされるため、合成皮革(合皮)よりも強度が高く、弾力性に富んでいます。
さらに、合成皮革(合皮)は色や質感が均一であるのに対し、本革は傷や変色などの自然な欠点が見られることが多いのですが、これらは「革そのものの魅力」として肯定的にとらえられています。
また、合成皮革(合皮)に比べ、耐久性に優れ、磨耗しにくいという特徴もあります。
しかし、生産に手間がかかるため、合成皮革(合皮)に比べると高価なのが難点です。
合成皮革(合皮)の特徴とメリット・デメリット
一方、合成皮革(合皮)は、動物の皮ではなく、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタン(PU)といったプラスチック系の素材から作られます。
合成皮革(合皮)は、その製造過程で動物性原料を一切使用しないため、本革に代わるヴィーガン(完全菜食主義者)向けの素材として需要が高まってきています。
一見すると本革のように見えますが、両者の素材には、手触りや経年変化による耐久性など、見分けやすい重要な違いがいくつかあります。
合成皮革(合皮)は、1点1点手作業で製造するのではなく、機械で大量生産するため、本物に比べて安価に入手することができます。
しかし、合成皮革(合皮)は、耐久性や自然なにおいといった本革の特質を備えていないため、高級ファッションアイテムや高級家具など、本物がもっとも重要視される用途には不向きです。
また、合成皮革(合皮)の場合、革の模様が均一であるのに対し、本革は動物の皮の模様が残っているため、一枚一枚が個性的です。
本革と合皮の簡単な見分け方
本革はなめし期間が長いため、触ったときの感触が合成皮革(合皮)よりも滑らかで、人工皮革のように時間が経つともろくなることもなく、柔軟性に優れています。
本革と合成皮革(合皮)の違いを見分けるには、触ったときの感触と、時間の経過による磨耗や損傷に耐えられるかどうかの両方に注意することが重要です。
本物と偽物の違いを見分けるもう一つのポイントは、水への反応の仕方です。
合成皮革(合皮)はポリウレタンやビニールの繊維で本物に似せて作られた生地ですが、製造過程で動物の皮を使用していませんので水やクリームを吸収しないのです。
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